第6缶

おつりから

 

 

稀に出てくる

 

 

銀貨かな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか、

 

 

 

小判や、

 

 

 

 

深海に沈んだ神話アトランティスで使用されていた金貨や、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャートルズに出てくるあのデカい石の通貨が出てくるかもしれない……

 

 

 

つづく…

 

 

続きを読む

第5缶

お客様のオフィス内に設置してある自販機に補充をしている際、

様々な会話が聞こえてくることがあります。

 

もちろん盗み聞きをしているわけではありません。

大きな声だと自然と耳に入ってくるときもあるのです。

 

 

 

今日もお客様のオフィスで補充。

 

 

中に入ると、何やら先輩社員が後輩社員を叱っているんです。

 

先輩「お前、メールひとつ送るのに何時間かかってんだよ!!」

 

後輩「すみません…」

 

 

あぁ~大変だなぁ。

先輩さん怖いなぁ~怖いなぁ~と思いながら補充をガンガン始めます。

ガシャンガシャンと飲料をぶち込みます。

 

先輩「だから!そこはそうじゃねぇだろうが!」

 

ガシャンガシャン…

 

 

後輩「いや、でも、これはこうで、、、」

 

ガシャンガシャン…

 

 

先輩「ガタガタ言い訳すんじゃねぇよ!!!ガタガタ、ガシャンガシャンうるせぇんだよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え……!?ガシャンガシャン!?

 

え? あたし?

 

 

 

 

 

いや、そんなわけはない。ここに設置希望されているのはお客様だ。

たまたまガシャンと聞こえただけだ。うん、そうだ。俺の聞き間違…(ブツブツ…

 

 

 

先輩「(メール)早くしろよ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・俺のことかもしれない.!!!

 

 

きっと早く補充しろと言っているんだ!

 

 

 

 

 

 

 

先輩「(お前の考えは)甘いんだよ!!!」

 

 

 

 

 

 

甘い?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネクターのことだろうか!?

 

 

 

もっと微糖やブラックとか増やしたほうがいいということだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩「いいか?(お前らは)ゆとり(世代)なんだよ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆとり……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新商品のお茶だろうか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊右衛門、

 

 

 

綾鷹、

 

 

 

 

 

ゆとり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お茶だ!!!

 

 

 

厳選された国産茶葉で急須でいれたような、

 

なんか多分そんなやつだ!

勉強不足だ!!

 

 

 

 

 

 

 

先輩「(お前のやり方は)ぬるいんだよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温冷機能の故障か!!?

 

 

 

 

 

 

 

いや、もうわからない!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

 

 

続きを読む

第4缶

自販機といえど、いろんな自販機があります。

 

 

こんにちは。獅子川 与平です。

 

 

幼い頃、高速道路のサービスエリアなどに設置してあった

 

この自販機

 

 

 

 

どうしても食べたくて親に駄々をこねるんです。

すると、お婆ちゃんが買ってくれたものです。

 

で、実際毎回食べる度に子供ながら

こう思うんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おもちゃみてぇな味だな!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

でも、何故か毎回食べたくなるんです。

 

そして玩具みたいと思いながらも美味しく感じてしまうのです。

 

 

 

 

自販機はこれからどんどん進化していきます。

 

その中で、こういう「昔サービスエリアでお婆ちゃんと食べたうどんの味」を

忘れず、大切にしながら我々は未来に取り組んでいきたいと思っています。

 

 

 

 

 

うどんの未来を。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上司 「いや、自販機ちゃうんかい!!!!」

 

 

つづく…

 

 

続きを読む

第3缶

こんにちは。

 

獅子川 YO!HEY! です。

 

思うんです。

 

お客様のビルの業者用エレベーターって、なんか色々と剥き出しで

スペースも機械音もデカく、そして周りの業者さん達の香り。

 

少々、サイコです。

 

 

 

そんな、みなさんそれぞれ色んな物をお客様に届けに行くんです。

 

大量の書類だったり、お弁当だったり、なんかよくわかんないデカい物だったり、

 

もちろん私も台車にこれから補充するドリンクをたくさん積んでいます。

 

 

で、いつもこの時思うんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、エレベーター閉じ込められても俺には飲料がある!!!!!!

 

 

 

 

 

 

お弁当?はい、すぐにいたみます。

大量の書類も役に立ちません。

 

しかし!!しかし、私は生き延びれるのです!!!!

 

賞味期限が半年、一年先の飲料が手元にあるのです!

 

周りの業者さんも私をまるでイエスキリストかのように思いすがってくるでしょう。

 

 

ただ、補充商品がその日に限ってお茶や水はなく、

「おしるこ」と「コンポタ」だったら、

 

 

 

 

サイコです。

 

 

 

こんなことをエレベーターの中で妄想しているのです。

 

つづく…

 

続きを読む

獅子川の自販機バカ一代 ~ルート補充編~

 

群雄割拠、世はまさに自販機戦国時代。

竜虎相搏、大手メーカー激戦の中、一人の男が今日も補充をしていた。

 

 

彼の名は「獅子川(ししかわ) 与平(よへい)」 小さな自販機会社のごくごく普通の補充員。

 

 

 

「炭酸を振った後に転がすとブシャアアアーーって溢れないんだぉー」

「だから自販機の商品は転がって出てくるんだぉー」

 

 

 

「ためしてガッテンでやってたんだぉ!!!!」

 

 

 

彼は少々、ポンコツなところがあった。

小太りでもあった。

 

 

 

しかし、後に彼がこの会社を、いや、自販機の世界を変えてしまうほどの大物になっていくかもしれないことは今はまだ誰も知らない。

 

彼の自販機道は始まったばかりなのだ。

 

 

つづく・・・

続きを読む

第2缶

 

「ゴールデンウィークでも仕事だ。それが自販機道っちゅーもんや!周りがお休みの間に

ワイは補充しまくるんや!バク天宙返りで補充や!ワイは浪速の補充…」

 

上司「お、獅子川、ちょっと頼みたい仕事があるんだが、」

 

「仕事?!お、押忍!やりますやります!」

 

(仕事の依頼がきた…何だろうか…もしかして本部での仕事かもしれない!営業的なやつかもしれない!はたまた、企画や開発、……はっ!!プレゼンだろうか?プレゼンだろぉぉぉか?スーツだ!スーツがいるぞ!嫁!スーツじゃぁぁぁ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

上司「お、あのなー、草むしり頼むわ。じゃ、よろしくな」

 

 

 

 

 

 

 

草むしり?

 

草をむしる?

 

 

いや、草むしりといえど何か理由が隠されているのかもしれない。

自販機道を極める何かが。

ワックスかける、ワックス取る。のように知らずの内に強力な”技”が!!

 

 

 

3時間後…

 

 

 

 

 

 

「草をむしる!草を取る!草をむしる!草を取…お、この草、食えそうだな

 

 

上司「(獅子川…草むしりは草むしりなのだよ…)」

 

 

 

自販機道は厳しく険しいのだ!

 

つづく。

 

 

 

 

続きを読む